LGBTsのダイバーシティな海のゴミ拾い in 江ノ島

1/30(日)は毎月開催しているLGBT-JAPANの環境保護活動『Picking Up Japan』の日でした!

片瀬江ノ島駅に集合し、みんなで江ノ島西浜海岸へ!!

江ノ島駅前がいつの間にか豪華になっていました!!

西浜海岸は、江ノ島水族館の裏手になります。

記念すべき2021年の9月に開催した第1回目のダイバーシティな海のゴミ拾いもここ江ノ島西浜海岸でした。

海が好きなのもありますが、LGBTsの研修や講演会などで各地に伺わせていただいる時に日本海側、沖縄、太平洋などの海にゴミが散乱し母なる海が汚れていっていることに
何かアクションを起こしたいと思ったのがきっかけだったのもあり、海からこの活動を始めました。

また僕が学生時代の多くを神奈川で過ごしたというのも思い入れがある理由の1つです。


海のゴミ拾い。いざ、江ノ島西浜海岸へ!!

冬なのもあり目立つゴミはあまり見当たりませんでした!

9月に開催した時は海水浴をしてる方々も多かったこともあってかペットボトルにはじまりゴミが多くありました。
しかし冬なのもあり2022年1回目の江ノ島は吸い殻などはあるものの、幸いゴミ袋がパンパンにはならずに済みました。

が、目に見えるものがけがゴミではありません!!


目に見えない、または見えるけど、とおおおおっても小さい『マイクロプラスチック』という自然には還らないプラスチックの細かいゴミが至る所にあります。

この小さいプラスチック片を魚が食べ、それを人間である僕たちが食べているのです!!
LGBTsにとって明るい未来や日本ができたとしても、その未来には健康的な魚や綺麗な自然がない地球となっているのです。

小石に混ざってカラフルなのから白や黒、自然界のものではない小さいかけらがマイクロプラスチックです。

果てしない僕たちが出してしまった粉々のプラスチックたち

ザルでとにかく砂をすくっては、振るっての繰り返し・・・
腰と足が悲鳴をあげてましたが全員もくもくと続けます・・・



これは果てしない・・・

と言いながらも続けます・・・



ザザー・・・ザザー・・・
波の音と遠くで聞こえる子どもたちのはしゃぐ声・・・

10分インターバルで3本しましたが、みんな夢中になると10分以上やりつづけ・・・
もっと小さい時に学んでおきたかったと参加者から続々と声があがりました。


大人になり参加してから初めて知った!
もっと小さい時に知っておきたかった!
小学校のときに体験すべきこと!
どうしたらいいんだ・・・!!


などなどたくさんの感想をいただきました。
この果てしない、ゴールの見えないマイクロプラスチックすくい。
広大な砂浜に対して、この作業・・・圧倒的な敗北感です。
これも全て自分たちが出してしまったゴミたち。


なんとしても海に流れてしまうのを少なくしたい!と思ってはいるものの参加者だけでは非力なものです。
悲しいけれど無力でした。

しかし、それを体験できたことは主催した僕や参加してくれたみなさんにとっては、とても大きな力になります!!
マイクロプラスチックを拾いきる!ではなく、どしたらマイクロプラスチックを排出しないで済むか?
といった視点がもてました。

実際、行動してみて分かることが沢山あります。

海でのゴミ拾い(ゴミすくいでもありましたが w)体験後に、今回はなんとセミナーがありました!

体験した後の勉強の吸収率が半端ない!!

NPO法人気候危機対策ネットワーク 代表の武本 匡弘さんが講師としてご家族で運営する藤沢駅にある『エコストア パパラギ』での開催を快諾してくださいました!!

とても分かりやすい説明にしてくださり、基礎の基礎編で勉強しました!

1階は環境に配慮したアイテムが多数ある地球にやさしいショップとなっており、そこに日中集めたマイクロプラスチックたちをお渡ししました。


パパラギさんが集めたマイクロプラスチックは地域の障がい者施設の子どもたちがアクセサリーなどにしてくれるそうです!!素敵かよ。。。


気候危機、気候変動、気候正義・・・初めて聞く言葉と武本さんが世界で体験してきた気候変動による
海の悲鳴を写真と共に学びます。

武本さんからの質問だけでなく、参加したみんなで意見交換したり発表したりと、アウトプットもできる時間のため自分達の考えも深まります。

まだ始めたばかりの僕たちに環境活動家の武本さんは

『気づいたこと、気づくことが大切』

と言ってくれました。
まず僕たちはいま気づいた段階。

さあ、PickingUpJapanはここからどうしていくか。
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


 

マイクロポケモンも発見!!分かりますかね??w
セミナー後、エコストアパパラギ1階でみんなで記念撮影♫

LGBTsとか関係なく地球人という仲間

1日通してとても有意義な時間でした。

マイクロプラスチックを拾っている時、これからの地球のことを考えている時、環境保護について海岸でみんなで話している時、移動の車の中、『そこにはLGBTsとそうでない人』なんて線引きはなく、ただ『地球に住む人』という同じコミュニティになってました。


立場、環境が変わるだけで生きづらさが自由に変わる。
僕たちが開催しているダイバーシティな環境保護活動は、参加した人たちが自由になれる場所でもあります。

ご興味ある方は、是非月1回の開催に参加してみてくださいね!!
2月の開催についてはこちらをご覧くださいませ!!


LGBT-JAPANの環境保護活動へ応援お願いします!!

ダイバーシティな環境保護活動はLGBT-JAPANがいただいた研修や講演会依頼の費用を全て充てさせていただいています。
是非、応援お願いします。

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