こんばんは。
LGBT-JAPANの齋藤有登です。
先日、11月5日(木)に渋谷区で
「パートナーシップ証明書」の交付が始まりました。
LGBT当事者としては、非常に嬉しいニュースです。
ですが、皆さん冷静に考えてみてください。
世界ではアメリカを筆頭に
同性婚が認められている国や地域が多数あります。
しかし、日本はまだ
「パートナーシップ証明書」の交付のみです。
今回は日本と海外を比較したときの
同性婚に対する認知や理解の違いをお伝えいたします。
同性婚における日本と海外の違い
同性婚のあくまで法制度のもと、成立するものです。
では、同性婚が可能な国と登録パートナーシップを持つ国を
ここでお伝えいたします。
同性婚が認められている国
オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、デンマーク、フランス、南アフリカ、アルゼンチン、カナダ、ニュージーランド、ウルグアイ、イギリス、ブラジル、米国、メキシコ、ルクセンブルク、アイルランド(2015年中)、グリーンランド(デンマーク自治領/2015年中)、エストニア(2016年より)、フィンランド(2017年より)
登録パートナーシップなどを持つ、国・地域
フィンランド、グリーンランド、ドイツ、ルクセンブルク、イタリア、サンマリノ、アンドラ、スロベニア、スイス、リヒテンシュタイン、チェコ、アイルランド、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、オーストラリア(州による)、イスラエル、ハンガリー、オーストリア、クロアチア、マン諸島(英王室属領)、ジャージー諸島(英王室属領)、ジブラルタル(英国領)、マルタ、エストニア、日本(渋谷区)、台湾(台北市、高雄市)
ちなみに...
タイ、台湾、ベトナムでは
現在同性婚において、国会で審議中となっており
この法案が可決された場合、アジア初となります!
(EMA日本調べ)
日本はたったの渋谷区だけ。
上記太字で表記した国は
主要先進国とされる9か国です。
そのうち、同性婚が認められている国が5か国。
登録パートナーシップなどを持つ国が4か国。
ここでまず、日本はおくれを取っており
更に、他の主要先進国のほとんどが
国として認めているにもかかわらず
なんと日本は
日本の中の、東京都の中の、渋谷区。
針を刺すほどのピンポイントさ!!
早く他の先進国に追いつかなければ。
LGBT-JAPAN
事業企画部長 齋藤 有登