熊本に来て三ヶ月が経ち、そして講演会まで1週間を切りました!
こんにちは。
LGBT-JAPANの理事長しし丸と秘書松本です。
もう7月に入りましたね。いよいよ夏も本番の雰囲気が漂い始め、なんと昨日から
セミが鳴き始めました! なんてキリのよい日から鳴き出すのでしょうか…。
「熊本の夏は本当に暑いよ」
と、以前から色んな方に言われていたので、暑さに弱い私はもう実感しつつビクビクして
おります。
『あぢぃ~~~』とひんやりマットの上をゴロンゴロンしている理事です。
さて、早かったような遅かったようなで、理事と共に大阪から熊本に来て三ヶ月が経ちました。
スタートは家も何もない状態から始まり、代表と末吉にフォローしてもらいながら日々活動を
していく中、自分の中では少しづつですが変化がありました。
私はつい三ヶ月前までクローズタイプの人間で、戸籍変更後に出会う人には、
自分がFTM(女性から男性へ)だということを一切話さず「普通」に男性として日常生活を
送っていました。
でも、なぜかどこかモヤモヤしている自分がいて、少しでも自信を持ちたい、
自分を変えたいと思い、今こうしてLGBT-JAPANにて活動をさせていただいています。
熊本に来て、被災地でのLGBTの困難、課題を抽出し、それを元に今後の緊急災害時や中長期の
対応に生かすため、そしてその活動を通じてLGBTの認知を広げていくという目的で動く中、
思うように事が運ばなかったり、どう動けばいいのか分からずに立ち止まってしまったりで、
自分のポンコツっぷりを発揮しまくった日々でしたが、
お力添えいただいているCivic Forceさんとのミーティングや代表と話す中で、
支援団体の方々に向け、まずはLGBTの存在や、被災時に当事者がどういった困難に直面して
いたのかをお話させていただき、知ってもらいたい、ということに目を向け、
この度講演会という形にまでこぎつけることが出来ました。
活動をしていく中、初対面の方に活動の説明をする際、
『自分も当事者なんです。』
と、サラッと言うカミングアウトのような機会が増え、このセリフは今でも正直少し戸惑いが
ありますが、自分の口からこんな風に人に伝える日が来るとは考えてもみなかったことなので、
大きな一歩になっていると痛感します。
これって自分を受け入れていないと堂々と言えないことだな、というのも個人的にですが
感じました。
中にはカミングアウトをすることでひいた方もいたのかも知れませんが、案外皆様温かく
受け入れて下さることに驚くばかりの三ヶ月でもありました。
もちろん人により事情や環境は違いますが、一番気にしているのは誰よりも自分なんだと
私の場合は気付かせてもらえました。
熊本県民の方々は土地柄なのか、大きな困難を乗り越えて来られたからなのかは分かりませんが、
仮設住宅に住まれている方やそうでない方も、個人のボランティアの方、支援団体の方々も
協力し合おうという団結力が強く、皆様本当に温かく優しい方が多いように思います。
地元の当事者の方達も明るい方が多く、よその土地からきた私にも親切にしてくれています。
皆様に負けないよう、熊本での残りの三ヶ月、講演会や別の企画も出来れば入れつつ、
少しでも熊本の方々のお役に立てるよう、頑張りたいと思います!
↓↓7月8日(土)の講演会、いよいよ今週です!!↓↓
【第一回 LGBTQ講演会 in 熊本】
◎日程:2017年7月8日(土)
◎時間:18:30~20:40 (受付は開始時刻の15分前からとなります。)
◎会場:熊本市民活動支援センター・あいぽーと (ウェルパルくまもと一階、会議・セミナー室)
◎参加費:無料 (別途資料代として100円を頂戴いたします。)
◎交通アクセス:市電、バス停共に「交通局前」にて下車すぐ
(駐車スペースに限りがありますのでできるだけ公共交通機関をご利用ください。)
◆お問合せフォームより、ご予約を受け付けております。
タイトルに「熊本講演会」と入力いただき、下記事項を本文にご入力の上お申込みください。
・お名前(フリガナ)
・団体名(支援団体の方のみご記入)
・お電話番号
・メールアドレス
・同席者氏名
当日はお席に限りがございますので、参加希望の方はお早めに!
熊本でのご要望、ご相談がありましたらお気軽にお問合せ下さい!!