こんばんは!!LGBT-JAPAN 発起人の田附 亮です。
今回は、生命保険について少し話させて頂きます。
GIDとは、性同一性障害の英語名の頭文字を取ったものです。Gender Identity Disorderの頭文字です。
そもそも性同一性障害とはなんぞや?ですが。
深く話せば深く話せれるのですが、1日はゆうに掛かってしまうので、簡潔に述べさせて頂くと・・・
生まれた時の性別に違和感を感じ、その反対の性別と自己認識している方のことを総称して言います。
若干の違いは当事者の方々、ご容赦下さい。
ですのでまず、障害ではありません。完全に個性です。そして、性同一性障害だからと言って死ぬ訳ではありませんし、何もしなくても性同一性障害特有の疾患や精神異常なんてものはございません。
なぜなら個性だから(しつこいですね)
しかし、生きてく上で、もしご自分が男と思ってても、声が高かったり、女性らしい胸があったり、おチンチンがなくて、生理が定期的にきて、スカートを履かせられたらどうしますか?
なるべく本来の自分に近づける為にやっきになりませんか?
もしご自分の鼻が嫌で、鏡も見たくなくて外にも出たくない、笑えない、人の視線が気になる・・・この鼻さえ違ったら!!となったら、命に関係なくてもメスをいれたくなりませんか?
GIDの方も、堂々と外をあるべき姿で前を向いて生きたい。
本来の姿に戻りたい。体をいじる理由に生命がかかってなくても、自分の体をあえていじり、近づけていくのです。
勿論、どこまでやるかはご本人様次第なので、一概に体をいじることがGIDとゆう個性に繋がるかと言うと同じとは言えないのでご了承ください。
なので、ここで生命保険に関してなのですが、あえて健康な体にメスをいれている、またはホルモン剤を投与している。となると、新規で生命保険に加入するのは難しくなります。
ではどうしたら?
沢山の方法がありますが、まずホルモン治療を打つ前に保険加入をしておく事を1番推します!!
ホルモン治療を始めてしまっては、健康な体に手を加えた事になり、なかなか難しくなります。
そうしますと、もしかしたら性別適合手術代金も保険が落ちる可能性があります。(生命保険会社・当事者の状況による)
もしも、性別適合手術をし終わってしまったら、ホルモン剤を打ち続けないと心身ともに大変な事態になります。ここでは詳しくは割愛させていただきますが、要は、ホルモン剤は一生打つ身体になるということです。
生命保険にここで加入するとなると、それもまた難しくなります。
しかし、方法は沢山あります。我々は正規のやり方で、現時点での生命保険に入る方法と、同性間の死亡保障の受け取りの方法を現在正式に発表できるように活動しております。
ホルモン治療後に加入しようとしたら・・・
実際に、日本の生命保険会社ではGIDの人々が加入したいと話しがきたら前例がない為、又はよく分からないし健康な保障がないので見送る。など加入できず将来の不安が解消しきれず困っている方が少なくありません。
LGBT-JAPANのメンバーにも、どこの保険会社にも断られたと言うメンバーがいます。
性同一性障害は、繰り返しますが個性です。病気ではありません。
性同一性障害の者達は、ただ性別が強烈な個性があるだけであって、他は皆さんと一緒です。
確かにホルモン剤を投与すると血栓ができやすいなどのリスクは存在します。
しかし、定期的に健康診断を受け、性同一性でない人たちより逆に健康体で自己管理をしっかりしている当事者も存在します。
選択できる自由を手にしたい。その為の条件を生命保険会社さんと当事者で歩み寄り、実現すべきだと考えます。
誰だってガンになるかもしれないし、入院だってするかもしれません。
LGBT-JAPANとしてできる事
まず、日本のLGBTの方達が、生命保険に入りたくなたっら入れるという選択の自由がある世の中になれるように走り続ける事。
現段階での方法を皆さまにお伝えする事。
でございます。
今後、某大手保険会社様に協力して頂き、LGBT-JAPANが交流会を計画しております。
そこででも、それまでにでも、ご質問・不安な事がありましたら気兼ねなくご連絡ください!!
みんなで日本で快適に過ごして生きましょう!!!