男らしい名前、女らしい名前

みなさんこんにちは。ライフ部門のあいです。

突然ですがみなさんはご自分のお名前はどう思っていますか。

最高に気に入ってる!もっと今風の名前が良かった…今話題のキラキラネームでちょっと困っている。

簡単に変えられるものではないが故にリアクションは様々で、大なり小なりお悩みをもつ方も多いのではないでしょうか。

私達性同一性障害当事者の多くもこの悩みに直面することがあるでしょう。いくら見た目が女らしい、美女でも例えば名前が“たいぞう”だったらどうでしょう。違和感がすごいですよね。

※全国のたいぞう様へ。決して不快に思ったらすいません。男らしい名前の例であって他意はございません。

本人の気持ちの問題、周りの目。様々な観点から見た目の性別と名前の不一致は生活するにあたって面倒なのです。

 

改名するには何が必要か

改名は名前変えたいです!と申請すればできるものではありません。

そもそも現実的に考えて昨日まで太郎さんだった人が今日急に次郎さんになったらどうでしょう。周囲の人は混乱してしまいますよね。これは性同一性障害で男性名から女性名、または女性名から男性名に変えることに限った話ではないのです。

ではどうするか。変えたい名前で生活し、それが通名として成り立っていることを証明しなくてはなりません。通名として成り立っていると認められるの一般的には5年以上をいうようです。

つぎに成り立っているという証明の方法ですが、お手紙の宛名や職場の名札などが有効です。

私の場合は、ダイレクトメールが来るようポイントカードを作ってみたり、ネットで文通友達を作ってみたり。お正月には友達に頼んで年賀状を書いてもらったりしました。余談ですが、ポイントを作るときあえて性別欄を空欄にしてどっちに丸がつくかドキドキしながら見てたりしました(笑)

まぁ、ちょっと強引にみえますが立派に“この名前を使っている”という証拠になりますよ。

ただこの通名が成り立っていると認められる期間、5年というのはちょっと長いですよね。特にパス度の高いひ人にとってはちょっと厳しいと思います。

※パス度・・・周囲から、自身が望む性別に見られること。MtF(男性から女性へ)であれば、見た目が女性に見える状態をパス度が高いと表現します。他にも埋没なんて言ったりもしますね。

ですがご安心を。改名するための条件はまだあります。それは“名前によって性別を間違えられること”です。

つまり性別適合手術を受けたり、戸籍を変えたりした後ならばかなり短期間で名前を変えることができます。お役人様の判断にもよるので断言はできませんが手紙などの証拠が不要だったりすることもあるかも知れません。

ただ、この場合は手術をした証明書、あるいは戸籍が変わっていることを証明する書類が必要になりますのでご注意を。

さらに手術等がまだでも、パス度が高ければ比較的楽に改名手続きができる可能性もあります。ただ、この場合でも性同一性障害であるという診断書が必要ですが。

 

ちなみに私の場合は手術前に名前を変えています。流れとしては上述したようにお手紙やバイト先の名札を証拠にしています。機関は1年もなかったかと思います。これらと診断書を持って家庭裁判所に行き、あっけないくらいあっさり名前を変えることができました。

さて裁判所、という言葉にちょっと驚いた方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

改名の手続きは、必要書類を持って家庭裁判所に改名したいこと伝えて申請書類をもらうのです。それらを提出した後は、家庭裁判所の担当者さんと一対一で面談。その後改名できるかどうかの判決をもらいます。

 

以上が、ざっくりではありますが改名の流れです。

なんにせよ改名を望む方は今から通名を可能な限り使うことをお勧めします。

また、漢字は変えず読みだけの変更ならばもっとお手軽ですので読み方を変えれば問題なさそう♪な人はご一考あれ^^