マイナンバー制度

みなさんおはようございます。ライフ部門のあいです。

さてこの土日、みなさまいかがお過ごしでしょう。前々からホームでも告知していますが、私たちLGBT-JAPANは今横浜で催されている横浜レインボーフェスタに参加しています。

と、いっても私は仕事の為に土曜は出られず本日から。楽しみてま仕方ないです!これを読んで『まだ間に合う』と思った方は是非いらしてくださいね!

さて、話してをガラリと変えまして。

始まりますね、マイナンバー制度。マイナンバー制度は社会保障や税金などの各分野で、住民一人一人に割り当てた番号を用いて効率的に情報を管理し、各機関における個人情報(医療、免許証など本当に様々)が同一人物の情報であることを確認するためのものです。

これにより、行政の効率化や社会保障の不備をなくすことが期待されます。が、まだまだ様々な方面で不安な声も聞こえてきますね。

その中で私が…性同一性障害の人達が危惧しているのが性別の問題だと思います。

マイナンバー制度は保険などの管理の為民間企業でも使われる予定とのこと。

会社に勤めれば、保険や年金などの管理の為に性別を伏せておくのは難しいですが、中には非正規雇用などで性別を隠して働くことができる場合もあります。

実際に当事者団体のとったアンケートでは 「提示すると問題が起こると思うか」との質問に「起こらない」と答えたのは16%だけ。自由記述では複数人が「虚偽記載などで解雇されるリスクがある」と回答しているそうです。

また、様々な情報を一括管理するという点から性別が、現状以上に広く知られてしまうことを危惧される方もいらっしゃいます。

例えば私のように戸籍までかえている場合(私の場合は男性から女性に、戸籍も身体も変えています)でも性別を変えたことは戸籍に残っている為、そういったことが本当に知れないのかという疑問もあるようです。

性同一性障害当事者への配慮

こういった不安の声に対して総務省は当事者への配慮として、個人番号カードの性別欄などが隠れるケースを配るということですが、私としてはこれでどれほどリスクが軽減できるかは少し疑問です。正直応急措置にもならない気がします。

当事者団体としてもカードから性別欄を消すよう呼びかけているということです。

実際に運用されるまでなんとも言えませんが、このマイナンバーにより提示先がどれほどまで情報を得ることができるか、またカードを見ただけでどこまでわかってしまうのかは性同一性障害当事者に限らず不安もあるところでしょう。

自分から情報を得る

結局のところ、現状ではマイナンバーに関して性別が知られてしまう問題を解決する手立てはありません。

ですが、実際の運用は1月から。もうすぐですが、まだ時間はあります。その間、私たちが出来るのは情報を得る為に動向を注視することでしょう。

前項で書いた当事者団体のアンケートでは「求めに応じて雇用主にカードを提示し、番号を告知しなければいけないことを知っているか」という質問に対して35%が「あまり知らない」「全く知らない」と答えたそうです。

まず、この制度の導入により自分の生活にどんな影響があるかを自分から知ろうとしなければいけません。

その上で、例えば職場の一部上司にのみカミングアウトするなど、回避できる方法があるのかを模索することも必要かも知れません。

探せばカードに性別情報を載せないための署名活動などもあるかも知れません。

現状、私たちはまだマイノリティです。ですが、ここで悲観するだけではずっとマイノリティでしかいられません。

こういった制度の導入も、見方によっては性同一性障害で悩む人がいるということを世間に知らせるけっかけにもなり得ます。

事実、マイナンバー制度と性同一性障害についてはいくつかのニュースでも取り上げられています。

現状すぐの対応策は私自身考えつくことが出来ませんが、今後どう動くかは常にチェックしておきたいところです。