こんばんは。
アパレル部門担当の、しんぽんです。

ちょっとねー、ブログで何を書いていこうか悩んでます(笑)。
なので、今回も映画ネタにしてみたー。だって、カラーネタもそのうち一巡しちゃうし、どうしましょ?って思ってるから(/_;)
BL本のプッシュでもしてみようかしら?好きな作家さんの話題とか。
あー、なんて自分はサブカル脳をしてるんだろうーということに気がつく今日この頃。

ということで、今回とりあげる映画は、スペイン映画界を代表する監督で同性愛者であることを公言しているペドロ・アルモドバル監督の2004年の作品『バッド・エデュケーション』。
ガエル・ガルシア・ベルナルとフェレ・マルティネス共演で描かれる、あやしい雰囲気が全編を漂うミステリーです。
神学校での性的虐待について描かれているけれど、少年時代の監督自身の体験を基に描かれているといわれ、半自伝的要素の強い作品になってます。
badeducation

『バッド・エデュケーション』のあらすじは…

1980年のスペイン・マドリードが舞台。
主人公のエンリケは、若くしてすでに成功を収めている新進の映画監督。
そんな彼のところへ、少年時代の親友であるイグナシオが脚本をもって突然訪ねてくる。
神学校の寄宿舎では強い愛情で結ばれていた2人だったものの、目の前に現れたイグナシオの変貌ぶりに戸惑い、エンリケは疑念を感じてしまう。
その一方でエンリケは、持ってこられた脚本の内容には惹き込まれていくものを感じていた。
そこには寄宿舎時代の2人の一途で純粋な愛情と、それらを引き裂く状況が描かれていた。
そして2人はこの脚本を基に自伝的映画の撮影を開始する。
しかしその後、エンリケはイグナシオの大いなる秘密を知ることになるというストーリー。

ガエル・ガルシア・ベルナルのブリーフ姿が話題に!

もう日本公開から10年が経過するんだと思うと、時間の流れが早すぎる気がする。
当時、映画館までちゃんと観に行きましたよ。
作中でブリーフ姿になってプールに飛び込むガエル君の姿があり、公開当時はこのシーンがすごく話題になりました。
だって、ブリーフですよ、しかもプールに飛び込むから透けちゃうんですよ(笑)。
きっと、これ目的で見たお仲間さん、いっぱいいたはず。それにガエル君ハンサムだしねー。

この映画、でもとっても頭を使うミステリーに仕上がっているのです。
ストーリーを読み解くのにかなり頭をフル回転させないといけない感じがするし、一度観ただけでは正確に内容を掴めないような気にさせられる感じもあり。
だから、ちゃんとBlu-rayで持ってますよ、この作品。大好きですもん。

ストーリーに頭を使うなーとは思いつつも、ガエル・ガルシア・ベルナルとフェレ・マルティネスの主演2人の魅力が最強で、その2人の魅力だけでも最後まで押し切るパワーがあるように感じられるくらい。もしかしたら、監督にとってそのくらいに思い入れがあったのかなーというのを今になって感じる。
一番に感じるのは、やっぱり話題になった濃厚な空気をまとっているプールでのシーン。妖しげなオーラがたちこめていて、駆け引きめいたところの間とか雰囲気がとても強烈にヒリヒリするように描かれている感じがする。
このシーンが映画の中で一番緊張感がみなぎってる感じなんですよねー。

結局のところは、登場人物の誰もが本音の部分を話していない、さらけ出していないという気がする展開だから、それぞれのキャラクターの真意に迫っていくという部分では物足りなさが残りはするんだけれど、本音を語らないということがこの作品がミステリアスなものとして成り立ってる部分でもあると思うので、これはこれでありなのかもと思ったり…。
そして、その本音を語らないってことがすべてのエピソードの悲劇につながっている気もする。
アルモドバル監督作としては80年代や90年代前半にあった作風に近いのかなと、自分は思ったのでした。
この時期、評価の高い作品を発表し続けていた時のアルモドバル作品は毒というかアクが薄まったようにしか感じなかったけど、この作品にはそういったアクが戻ってきたというか、そんな感じがしたんですよね。
それと、ガエル君はこの作品の為に8kg太って10kg痩せてって役作りをしたみたい。俳優さんは役作りで太って痩せてって大変だなーっていうのをつくづく感じさせられた作品でもあったのでした。

皆さんはどんなLGBT映画が好みですか?
自分もまだまだ観ていない作品が多いので、面白い映画があったら色々と教えてほしいです。
オススメがあったら、こっそりと教えてくださいね♪