LGBTと孤独

みなさんあけましておめでとうございます、ライフ部門のあいです。

2016年、最初のブログ更新となります。昨年はたくさんの方に私達のブログをご覧いただき嬉しい限りです!今年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、本題ですがみなさんのか中にLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなどの性的少数者)が孤独感を感じやすい、と考える方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

LGBT当事者みんながみんな、というわけではありませんが残念ですが孤独感を感じる方は多いのではないかと思います。

ではなぜ、LGBT当事者であることと孤独が関連付けられ得るのか。それは現在の日本の制度や国民性によるところが大きいと私は考えています。

現在の日本では、LGBTへの理解が進みつつあるとは言っても、根付いているとはとても言えない状態です。

つまりは、男性の体で生まれた人は男性、女性の体で生まれた人は女性として生き、異性同士が婚姻関係を築き子を成すことが一般的であり当たり前であると考える人が多い状態です。

誤解のないように申し上げますが、この考え方あり方が間違っていると言うつもりは全くありません。生物としてこれが自然な流れであることは事実です。

ですが体と心の性別が不一致である人や、同性愛者の生き方もある。ということです。

少し話がそれましたね。

つまり、自分の生き方が異質であると思うこと、またはそう指摘されることで多数派からの疎外感を感じることが孤独感へ繋がる可能性があるわけです。

また、制度的な側面から見ると愛する人と生きることが困難な場面が生じます。パートナーシップ条例の制定などもありましたが、やはりまだ限定された地域、限定された範囲内でのことなので手放しで喜べるというわけにもいかないのが現状です。

LGBTのためのグループホーム

このような日本の現状で、LGBT当事者が孤独感に苦しまずに生きるにはどういったことが必要となるでしょうか。

方法はいくつかあると思いますが、そのほとんどに共通して言えることは“良き理解者”を得ることだと思います。

人は認められたいと思う生き物です。たとえ困難な場面でも自分を認め、支えてくれる人がいるだけで人は前向きになれるものだと私は考えています。

そして、そういった孤独感を和らげる方法の一つとして、先日次のようなニュースを見つけましたのでご紹介したいと思います。

 性的少数者をサポートする一般社団法人「虹望(こうぼう)会」(名古屋市)が開設した「虹望寮」。8月にアパートの4部屋、11月に近くの別のアパートの4部屋を確保し、障害者総合支援法に基づく共同生活援助事業所としてグループホームを開設した。現在はうつ病やパニック障害などの6人が入居する。
アパートの1室に設けた事務所にスタッフが交代で24時間常駐し、朝と夕方には入居者の部屋を訪問。買い物や掃除を手伝ったり、履歴書の書き方を指導したりして社会復帰を支える。
ログイン前の続きスタッフ6人中4人は当事者だ。管理者の金丸ユウジさん(46)は女性として生まれ、性別適合手術を受けて今は男性として生きる。性的少数者は精神疾患の罹患(りかん)率が高い。3月に知人が自ら命を絶ち、ホームの必要性を痛感したという。
精神保健福祉士の常松巡来(めぐる)さん(47)は「不安で眠れない」といった相談にも応じている。「性同一性障害の人は入院先ですら、病室が男性用なのか女性用なのか、という不安がある。そういう悩みのない場にしたい」と言い、「お願いだから死なないで。あなたは一人じゃない、と伝えたい」と訴える。
不眠で昼夜逆転の生活になっていた入居者3人が生活のリズムを取り戻し、仕事を始めた。寮の事務長、速見早紀さん(53)は「一番の変化は自己肯定感の高まり」と言う。「親から『家の恥。出来損ない』などと言われ、『自分はだめな人間』と思い込んでしまう人は多い。その環境から離れて暮らすことで自分を取り戻せる」。虹望会では来年、就労支援事業としてカフェを開く予定だ。

性的少数者が支え合う家 名古屋にグループホームより引用

このように同じ境遇の人や、理解者の存在という存在がマイノリティ(少数派)人に及ぼすプラスの影響は考えているよりもずっと大きなものとなりえます。

LGBTとしての自分に悩んでいる方、そこが原因となって苦しんでいる方はどうか勇気を持って理解を示してくれる人や、同じ境遇の仲間見つけて見てください。

もちろん私達LGBT-JAPANも可能な限りみなさんのお力になりたいと考えています。

私達にご相談いただけることがありましたらこちらからご連絡下さい。

自分のことを認めてくれる人が出来ればきっとそれは自信につながり、前向きに生きることができると私は信じています。