世間の人々はLGBTをどう見るか

みなさんおはようございます、ライフ部門のあいです。

さて先日、世論調査として初めてLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー性同一性障害の総称)に対する意識調査の結果が発表されました。まずはその結果を見てみましょう。

同性婚を法律で認めることについて、男性の50%が反対(賛成44.8%)、女性の56.7%が賛成(反対33.8%)と回答。年代別では20~50代で賛成が反対を上回ったが、60代と70代では反対がそれぞれ52.6%、61.4%と過半数を占めた。

産経ニュースより引用

この結果だけ見ますと、半数も賛成してくれているんだ、とLGBTが認められ初めているんだとポジティブに捉えられるかも知れません。

しかしながら、現実は私たちLGBTに対して寛容だとは言い難い状況です。

と、申しますのは賛成の人たちの意識と、反対の人たちの意識の強さに差があるからです。

それを表す文章がこちらです。

同性愛者と判明したら「嫌だ」と思う割合は、近所の人や同僚では1割台だったが、自分の子供では4割台に上り、関係が近いほど抵抗感が強かった。

産経ニュースより引用

つまり賛成だ、と言ってくれる人たちの中には全てを受け入れるまでは出来ない。自身と関係のないところならば問題ないと言う人も少なくないということです。

この結果に当事者はどう向き合うべきか

およそ半数が同性婚受け入れてくれている事実に対して、私は素直に嬉しいと感じています。

もちろん、前項でも申し上げたように“賛成派”と“反対派”の主張の強さには差があるように思います。ですが、それでも今受け入れてくれる人がいる事実に感謝していきたいと思います。

では、反対派に対してはどうでしょう。この調査結果を受けてか否か、先日下記のような出来事がありました。

神奈川県海老名市の鶴指(つるさし)眞澄市議が11月29日、自身の公式Twitterで同性愛を「異常人間の行動」と差別発言、批判を受けている。鶴指市議は同性婚の意識調査で賛成が過半数を上回ったというニュースについて投稿した朝日新聞の公式アカウントとNHKの公式アカウントに対し、「倫理観を持った報道をすべきだ」などとクレーム。その後も、同性愛について「生物の根底を変える異常動物」と差別発言を繰り返した。

HUFFPOSTより引用

立場ある人がネットを通じて差別的な発言をしたことに対して顰蹙を買い、鶴指氏は批判発言を削除、謝罪しました。

当事者からすると悲しいやら腹立たしいやら様々な感情が浮かぶと思います。

繰り返しになりますが、立場のある、影響力の強い方が一部の人達を非難する発言は決して褒められた物ではありません。これはLGBTに対しての話だけではありませんね。

しかし、こういう考えを持った人達がいることを認めるのも必要なことではないでしょうか。

事実ネット上では、発言したことに対する非難はしても内容に対しては同意する、という意見も少なくないようです。

もちろん、私個人としてはこの意見には賛成出来ません。ですが、自分が納得出来ないからと言って否定派の人達を責めることで何かが好転するでしょうか。

仮に、そうした攻撃的な姿勢で同性婚を日本で可能にしたとしても人々の中の差別意識を払拭することは難しい、むしろ反発心を仰ぐことにもなり兼ねません。

LGBTを非難する人達が何故、そういった感情を持つのか。お互いが冷静に討論する場が必要なのではないかと私は思います

私達LGBT-JAPANの姿勢

こういった発言に対して、時には戦うことも必要となるでしょう。

しかし、ただただ互いの主張をぶつけ合うだけでは解決しないこともあります。どちらの主張にもそれぞれの理由や正義があるからです。

自分の主張を通すには、それが正しいと認めてもらえるよう行動していくとが大切だと、私は思います。

LGBT-JAPANは、LGBTであっても普通の企業と肩を並べて社会人としてやっていける。社会人としての責務を、ノンケ(LGBTではない、性自認と身体の性が一致する異性愛者)となんら変わりなく果たせることを行動で示していきます。

人の意見を殺すのではなく、自分達の行動を、想いを認めてもらうことで分かり合うことができれば素敵だな、と思います。