こんばんは。

LGBT-JAPANのしゅうです。

今日は誰もが知っていると言っても過言ではない

あのアップルのCEO(最高経営責任者)ティム・クックさんが

LGBT(L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシャル、T:トランスセクシャル)当事者として、ゲイであることをカミングアウトしたときのメッセージを紹介します!

 

ゲイであることを誇りに思っている

携帯電話を通り越し、スマートフォンが当たり前になったこの世の中で

世界に大きな価値と革新を与えてくれた企業の一つとも言えるのではないでしょうか。

アップルは世界で注目され続けている企業です。

アップルのCEO(最高経営責任者)であるティム・クックさんは

製品と、それを使ってできるさまざまな素晴らしい事に引き続き光を当てていきたいと。

 

同時にこんなこともおっしゃっています。

私は、「人生における最も大事な問い掛けは『自分は他人のために何をしているか』だ」というマーティン・ルーサー・キング牧師の言葉を深く信じている。

私はしばしばこれを自分に問い掛け、プライバシーを守りたいという自分の願望が、

もっと大事な何かをするのを妨げていたことに気が付いた。

何年も前から私は、自分の性的指向について多くの人に明らかにしてきた。

アップルでは大勢の同僚が、私が同性愛者であることを知っているが、それによって彼らの私に対する態度が変わるようには感じられない。もちろん、私は幸運だった。

創造性と革新性を愛し、人々の多様性を受け入れることでのみそれらが開花できると皆が知っている会社で働いているからだ。

誰もがこのように幸運な環境下にあるわけではないだろう。

私は自身の性的指向を否定したことはないものの、今まではこれを公に認めたこともなかった。

ここではっきり言っておこう。私はゲイであることを誇りに思っている。ゲイであることは、神が私に与えた最高の賜物の一つだと考えている、と。

 

彼のカミングアウトに対する考え方

彼が世間に向けてカミングアウトしたのは、昨年(2014年)です。

なぜ、カミングアウトしようと思ったのか。

同僚にはカミングアウトしていたが、世間には公表していなかった。

ただ大前提、彼に限らずLGBT当事者が

必ず周りへカミングアウトしなければならないという決まりももちろんありませんが、

僕は単純になぜこのタイミングだったのかが、気になりました。

それは、「自分のプライバシーを守りたい」という想いと、

「自分は他人のために何をしているか」という問い掛けとの間で葛藤が生じており、

世間へのカミングアウトという決断までの時間が

このタイミングだったんだなと勝手ながら解釈しています。

 

そして、こんなことを言っています。

難しいことや居心地が悪いことも時にあったが、

自分自身であること、自分の道を進むこと、逆境や偏見に負けないことへの自信ができた。

面の皮がサイのように厚くもなった。

これはアップルの最高経営責任者(CEO)としては都合がいい。

 

色んな葛藤がありながらも、最後はアップルのCEOとして

自社と自社に関わる全ての人たちを想う気持ちが伝わってきて

すごくカッコイイなと、僕は思いました。

 

LGBTであることに迫害をうける地域

ティム・クックさんのように世界で戦い続ける企業のCEOや

歌手、俳優、タレントなど、世の中に影響力のある方々が

LGBTに対する好意的な発言や行動には、本当にありがたく思いますし

僕ら当事者もまだまだ世間に向けて発信し続けていきたいと、改めて気を引き締められます。

ただ、非常に残念なことに世界全体という視点では

いまだに差別どころか、迫害をうけている地域もあります。

 

ロシアではLGBTであること自体は罪にはなりませんが、

LGBTについて人前でポジティブな発言をすれば罪になります。

インド、シンガポール、マレーシアなど、78カ国と4地域ではLGBTというだけで「禁固刑」になり、

イエメン、イラン、サウジアラビア、スーダン、ソマリアの5カ国は「死刑」です。

 

平等を訴え続ける

最後にもう一つティム・クックさんの言葉を紹介します。

われわれは自らの価値観のために闘い続ける。

この素晴らしい会社のCEOは誰であれ、人種や性的指向、ジェンダーにかかわらず、私と同じように闘うだろう。

そして私は個人的に、全ての人の平等を死ぬまで訴え続ける。

 

日本は先進国の中でもLGBTに対する概念や文化が遅れている。

僕はそう思っています。

上記で述べた通りLGBTであるというだけで死刑になる地域もある。

それと比べると日本は良い方じゃないかと言われるかもしれない。

でも、そんなの比べるべきじゃないと思います。

病気でも、障害でもなく、何か悪いことをしているわけでもない。

当たり前に存在する『個性』として、日本だけでなく世界に発信していきたいと思います。

 

LGBT-JAPAN しゅう