こんばんは。

LGBT-JAPANのしゅうです。

おそらく日本でもっともLGBT当事者が集う場所「新宿二丁目」について

存続の危機にあるというニュースがありました。

 

LGBT当事者として、そして一人の人間として、

守るべきモラルを僕なりの考えで皆さんにお伝えできればと思っています。

 

ゴミに騒音…新宿二丁目は問題が山積!

新宿二丁目振興会会長のtoshiさんは、こんなことをおっしゃっています。

「最近の二丁目の風紀やゴミ問題、

特に週末の騒音やゴミの放置など目に余る状態に振興会も頭を痛めております。

このままでは、お祭りはもちろん、二丁目存続の危機へと繋がって行くのではと危惧しております。

二丁目の未来の為に振興会では、少しずつでもより良い街作りを目指し、

まずは新宿公園の週末清掃活動から始めることを予定しています。

世界有数のゲイタウン新宿二丁目が、世界に誇れるゲイタウンへと進化していくためにも、少しずつでも構いません。

新宿二丁目を愛して下さる皆様のご協力を、ぜひぜひよろしくお願い致します」

 

新宿二丁目はLGBT当事者がとてもお世話になっている場所だと思います。

お店に足を運んだり、お店で働いている方がいたり、以前働いていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

新宿二丁目は「夜の街」だけではない

新宿二丁目にはLGBT関連のバーやクラブ、飲食店、ショップなどが数百軒も立ち並ぶ、

世界でも稀に見るコミュニティ形成されています。

そのため、二丁目=夜の街、というイメージで歓楽街として捉えている方がほとんどだと思います。

ですが、新宿二丁目には昔から暮している方が大勢いらっしゃいますし、

普通の商店も数多くあり、会社や専門学校などもある、都会にあるごく普通の街です。

新宿二丁目振興会はLGBT関連の飲食店等が集まって作られたものですが、

二丁目の住人の方たちで作られた二丁目町会はもっと古くから存在しているそうです。

そんな二丁目に、あとからLGBT関連の店が増えてきた、というのが実際のところなのだと。

バーや飲食店の数が増えるに連れ、そこから出されるゴミも膨大な量になっているのが現状。

そのため、新宿二丁目では月〜土の毎朝ゴミ収集がなされています。

また二丁目の中にある「新宿公園」の清掃も合わせて行われています。

新宿公園は数年間閉鎖されていましたが、大改装されて今年4月に再オープンしました。

ここは、二丁目唯一の公園であり、昼夜を問わず多くの人が利用しています。

明るい時間は、近所の住人の皆さんがお子様を遊ばせている姿もよく見かける場所です。

そして夜になると、二丁目に遊びに来る人が集まってきます。

特に土曜日や祝日前の夜になると、公園に集って酒を飲んだり騒いだりする人たちの数は一挙に増えるとのこと。

遊びに来る人たちは「二丁目=夜の街」と思っており、

そこで暮らす人たちがいる普通の街だという認識はないのでしょう。

公園の周囲にもマンションが並んでますが、

そんなことはおかまいなしに週末の深夜まで公園で騒いでいる人は少なくないそうです。

そして、飲み食いしたゴミを、公園に放置していくのです。

日祝日は二丁目のゴミ収集も公園の清掃も行われません。

そのため、日祝日の公園には、前夜に集まって騒いでいた人たちが放置したゴミが散乱しているのです。

二丁目の飲食店が土曜日の営業後に出す(本当は収集日ではないので出してはいけない)

大量のゴミと共に、公園に放置されたゴミも大きな問題となっているのです。

新宿二丁目振興会としては、これからどういう形でこの問題に取り組んでいくのか。

 

ゴミと騒音の問題

会長のtoshiさんはこうおっしゃっています。

振興会としても二丁目で気になっているゴミ問題は3点あります。

一つ目は、遊びに来た人たちがポイ捨てしていく路上のゴミ。

二つ目は、朝のゴミ収集がお休みの日祝日に営業が終わった店から出されるゴミ。

(特に正規のゴミ置き場ではない仲通りにゴミがうずたかく積まれた状態になっています。

そうやってゴミが出されている事で、どこかから車で来てゴミを捨てて行く人もいるようです。

これは実際に目撃した方が何人もいるそうです。)

そして三つ目は、この4月にきれいになった新宿公園で、土曜日や祝日前夜に放置されるゴミ。

 

公園では飲み食いされた大量のゴミが放置されています。

公園に関してはゴミの問題だけでなく、周囲に住んでいる人がいるにも関わらず、

深夜に飲んで騒いだり、ダンスの練習をしたりと、騒音問題もあるのです。

 

二つ目の、仲通りに出されるゴミに関しては、

最初の一歩として「ゴミを出さないでください」という立て看板を立てる事から始めるそうです。

日祝日だけ収集業者さんを頼む、という案も出されましたが、とても予算が折り合わないとのことです。

一つ目の路上ゴミとともに、時間をかけて取り組んでいくとのこと。

三つ目の公園のゴミが、一番手っ取り早く取り組めると考えているそうです。

町会さんと振興会が、新宿区の公園サポーターに登録することにしました。

これで掃除道具などを貸してもらえるようになります。

土曜の営業明け、日曜の早朝5時頃から、

参加できるメンバーで公園に放置されたゴミ拾いを近々スタートさせることにしています。

実際に、二丁目のママ、マスターが参加して

ゴミ集めをしている姿を見てもらう事で変わっていくことって絶対あると思う、と話しています。

実はかつて振興会では、同じく日曜早朝に仲通りのゴミ拾いをしていたことがあったとのこと。

「土曜日の営業が終わらず4~5人しか集まれない時もあれば、

営業で飲まされすぎて、ベロベロになったママが路上で飲んでる若い子に絡んだこともあり、

色々あったけどあれはやって良かったと思ってます。

自分たちが働いている二丁目を、自分たちで守って行く、という意識を

みんなに持ってもらうことで、改善されていくことは絶対あると思いますから。

ゴミ問題は時間がかかることですが、振興会ではじっくり腰を据えて取り組んで行きます」

(新宿二丁目が存続の危機にある理由より抜粋)

 

守るべきモラルを守る

人間が生活していくうえで、ゴミは必ず出るものです。

しかし、一人ひとりがちゃんと分別してゴミ箱へ捨てていれば、

「ゴミ問題」などという問題はそう簡単には起こらないはずだと、僕は思います。

新宿二丁目ユーザーとして、LGBT当事者として、そして一人の人間として

守るべきモラルは守りましょう!

 

LGBT-JAPAN しゅう