性別適合手術ってなんでしょう

みなさんこんばんは。ライフ部門のあいです。

突然ですが“性別適合手術”という言葉はご存知ですが。もしかすると“性転換手術”という言葉のほうがまだ知名度は高いかも知れませんね。

性転換手術は読んで字のごとく、性別を変える手術ですね。

MtF(体は男、心は女)ならば体を女性に、FtM(体は女、心は男)ならば体を男性に近づける。つまり内外性器の整形手術を指します。

では性別適合手術とはなんでしょうか。実はまったく同じ意味です。

性同一性障害当事者の気持ちとしては性別を“転換”させるのではなく、心を体の性別を“適合”させる手術であるということから、今はこちらの名称が一般的です。

 

具体的にどんなことをするのでしょう

では内外性器の手術、とはつまり何を指すか。

まずはMtF。よく男性器を切っちゃう、という表現をされますが実際は少し違います。

男性器の皮や先っぽは切って捨てるのではなく、それを用いて女性器の外観や陰核を作るのが主流です。

そしてFtMは胸と子宮の除去ですね。

さらっと書きましたが実はここまでやれば戸籍を変えることができちゃいます。

上記の書き方だとわかりにくいかもしれもせんが、MtFの場合は膣(穴)を作らずとも戸籍変更は可能です。

それ以外のこと。MtFならば豊胸や声帯の手術。FtMならば男性器を作る、などをやるかは当事者の意思に一任されます。

ちなみに私は最低限、蔵膣手術しかしていませんが、問題なく女性として生活しています。

私生活やご自身の体、お財布事情を踏まえて段階を踏むのも良いのではないでしょうか。

 

手術を受けるための条件

手術を受けるには性同一性障害の診断書が必要となります。

診断書をもらうには精神科医のカウンセリングを受ける必要がありますが、こちらは健康保険が適用されます。どこの病院でもできる診断ではないので、事前にしっかりと調べる必要がありますね。

その後、注射や飲み薬などによるホルモン治療を受けることが出来ます。性別適合手術を受けるにはこれを6ヶ月位上続ける必要があります。

 

ここまでをまとめると、性別適合手術を受けるには

①性同一性障害診断書

②6ヶ月以上のホルモン治療

このふたつが必要となります。あとは個人差もありますが、術後しばらく日常生活が困難になるのでお仕事の調整や、手術費用の工面もありますね。

私の時は手術後の経過観察とリハビリで普通に動けるまでに2ヶ月。費用はだいたい120万円くらいでした。

この辺の話はまた後日書きたいと思います。

 

どこで手術を受けるか

最後になりますが、病院や執刀医によっても腕に差があるので注意がいります。

現状日本はまだスキルに不安を感じる人も多く、海外で受ける方も多いですね。私も当時はタイに行って手術を受けました。

 

日本がだめ、海外がいい…というのが絶対ではありませんが、どちらを選択するにしても複数の情報源で調べ客観的にメリットとデメリットを見極めてみてください。

早く、安くしたいキモチがあるかも知れませんが、大切な体のことですからぜひ慎重に判断してみてくださいね。