不安解消セミナー ご参加ありがとうございました

みなさんこんばんは、ライフ部門のあいです。

本日は以前から告知させていただいた性同一性障害不安解消セミナーを開催しました。

お足元の悪い中、遠くは栃木県から来てくださった方までいて本当に嬉しい限りです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!

性同一性障害と生命保険

LGBT-JAPANライフ部門はこれまでメインの活動として生命保険に焦点を当ててきております。

今回のセミナー第1部では、生命保険会社の所長さんにお越しいただき、そもそも生命保険とは何かから始まり、性同一性障害当事者にとってどう関わってくるのかをお伝えいただきました。

内容を簡潔かつシンプルにお伝えしますと、現状性同一性障害当事者。中でもホルモン療法や性別適合手術(性転換手術)を受けた方は生命保険に加入することが難しいということになります。

生命保険とは相互扶助の精神であり、つまりは同じ条件の方々が同じ条件でお金を出し、その中で病気になった人はみんなが出したお金の中から給付金をもらえる、という性格のものです。

つまり、ホルモン剤という副作用の可能性がある薬を摂取していることが要因で加入出来ないということが実情です。

ただ、これに関しては保険会社が現状を変えようと車内稟議を重ねて下さっている最中である、というお話も本日していただけました。

また、医療保険には入れなくとも、リスクが平等である損害保険…つまりは怪我による入院のさいに給付金がもらえる保険には入れるというお話を頂くこともできました。

そして、現状私が大切だと考えているのは個人年金。老後にもらえる年金とは別に若いうちに積み立てたお金を銀行よりも高い利息がついてかえってくる、というものですがこれらによる対策の大切さをお伝えすることもできたかな、と思います。

これらの話題に対し、参加者のみなさまはご自身のこと、総合的なこと、様々な視点からご質問やご意見を下さり、それに対する答えに納得したり、時には生命保険会社の方が会社に持ち帰るなど活発な意見交換が行われとても身のある内容になったのではないかな、と感じております。

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性同一性障害とは GID学会の先生からのお話

そして第2部。GID学会松永千秋先生にご登壇頂きそもそも性同一性障害とはなんなのか、というお話をして頂きました。

とても素晴らしい内容が盛りだくさんでここですべてをご紹介することは難しいので、私が感銘を受けた内容をいくつかご紹介させていただきたいと思います。

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小さい頃から性別に違和感を持つ人だけが性同一性障害ではない

たまに聞く話ですが『私は小さい頃から女の子になりたくて、やっと女性として生きていけます!』といったタレントや、著名人の方のコメント。もちろんこれは、間違いではありませんし、実際にそういったことで悩まれる方は多いです。

しかし、例えば30歳まで男性として生きてきたけどそこでやはり自分の心は女性なのだ。そう気付く方もいらっしゃるのです。それがおかしいとか、間違えているということはなく、そういった性同一性障害当事者がいてもよい。性同一性障害と診断書を貰うために自分を偽る必要ないのだ、という言葉に深く共感しました。

治療の目的を誤らない

性同一性障害当事者の中には、身体を望む性別にする。つまりは性別適合手術をゴールとして考えてしまう方がいらっしゃいます。

実は私もかつてはその1人でした。

しかし、治療の目的は身体を女性、または男性にすることではない。身体を変えるということは現代社会の中で自分らしく生きるための手段のひとつに他ならないのだ、というお話に今の自分の、あり方を改めて認識しました。

不安を解消するということ

ここでお伝えする内容は、セミナーの中の本当ごく一部です。

第1部、第2部ともにとても濃く、また参加者のみなさんの積極的な質問やご意見によりとても身のある内容になった思います。

不安解消とは、時に知識や対策案を文書から得るだけでは不十分だと私は考えています。

現状の不安に対し説明や対策を聞き、それに対する自分の意見や疑問を討論することで新たな解決策や、自分にとっての道を見つけることが出来るようになると考えています。

性同一性障害不安解消セミナーはテーマを変え今後とも開催していきます。

次回は2/20(土)就職をテーマに開催する予定です。

詳細はまた追って告知しますので是非よろしくお願い致します。