こんばんは!!LGBT-JAPAN 発起人の田附 亮です。

今回は、性同一性障害(GID)学会とは、なんぞや?
聞いた事はあるけど、よく分からない・・・
聞いた事もない・・・
学会とか一般人は難しそう・・・
当事者じゃないから参加できないんでしょう?

などなど、様々な皆様の声が聞こえてきそうでしたので、今回私なりの説明と考えを掲載させて頂きます!!

なるべく専門用語を使わないように又は用語説明を入れて、学会の説明をさせて頂きます。
なぜなら、当事者の方でなくても参加可能なので、皆様に分かりやすく周知して頂けたらと考えているからです。

性同一性障害(GID)ってそもそも何ですか?

学会は分かるけど、性同一性障害(GID)って、何?

と思う方もいらっしゃるかと思います。性同一性障害とは、生まれた時の性別とは反対の性別で自身が自覚している方の事を言います。

例に挙げますと、女性として生まれたけれども、自分は男性と自覚している。と言う事です。
性自認が、生まれた時の性別とは反対と言う事です。

勿論、その反対の、男性として生まれたけれども、自分は女性と自覚している。と言う方もいらっしゃいます。

世間一般では、おなべ・ニューハーフと呼ばれている方達と言えばご理解頂けるかなぁと思います。

厳密に言うと、おなべ・ニューハーフとは言わず、FTM・MTFと呼んだり、若干のニュアンスの違いや、FTM・MTFの中にも様々な性思考の方がいたりと、十人十色でございます。

ちなみに、GIDとは性同一性障害の英語名、gender identity disorder の頭文字を取った呼称でございます。BBQ!の様に。

今回は、セクシャリティのお話でなく、性同一性障害(GID)学会の存在についてお話しさせて頂きたいので、セクシャリティについてなどご興味のある方は、前回のブログのこちらをご覧下さいませ。

性同一性障害(GID)学会とは

まず、GID学会の発行しています抄録集から引用させていただきますと、1999年3月に設立となっております。

それから必ず年に1度、このGID学会の会員である医師の方や研究者の方たちが順番に会長を務め開催されるものでございます。

場所は会長を務める方の活動を主とされている都市ですので、全国様々です。

目的は、学会の抄録集から抜粋させて頂きますと、『性同一性障害に関する研究の推進、知識の向上につとめるとともに、会員相互の親睦、交流をはかることを目的とする』

となっております。要約させて頂きますと、性同一性障害についてもっともっと詳しくなって、来た人同士で仲良くなって学会後も有意義な関係を築けるように過ごしましょう。といった所でしょうか。

2日間を通して、メイン会場では、性同一性障害専門医師や研究者の先生が前回の学会からの1年間分の研究データや結果、今後の課題などを発表し、毎回設けられたテーマに沿って議論していき、今後の正式な動きに繋げていく といった流れになっております。

メイン会場の近くには、別に当事者団体や支援団体など、医師や研究者とは違う民間の団体や組織が、テーマに沿って企画した出し物や講義をしていきます。

勿論、誰にでも質疑応答の権利はあり、専門医や研究者の方たち、ようはGIDガイドラインの最前線の方達と意見交換・質疑応答ができる場でもあるのです。

参加システムは?

性同一性障害当事者・関係者・性同一性障害以外のセクシャルマイノリティーの方・当事者でないけれども興味のある方、などなど全ての方に参加して頂けるとの事です。

当日、会場に到着しましたら、参加費と入会金を支払って頂き、その年の研究内容の抜粋や諸々情報が入った雑誌などを何だか沢山貰います。

専門医の情報や研究者の先生の情報なども載っているので、私は重宝しております。金額は会場によって上下するそうなのですが、5000円ぐらいから・・と思って貰えたら良いそうです。

2日分のプログラムが書いてあるしおりみたいなのも貰うので、それを片手にメイン会場の話しを聞こうか、この時間からの当事者団体の企画が面白そうだからそっちにその時間は行ってみようなど、ウロウロできます。

興味がある事ばかりなので私は迷ってしまいました。

会場の中では、講義や発表を聞いたり、会場の外であった先生に話しかけてみたり、仲良くなった参加者同士でその後ご飯を食べに行ったりと、コミュニティが増えて楽しかったのを覚えております。

賛否両論な部分も正直あるかもしれませんが

ネット上や、参加した方たちの中には、想像していた会と異なっていたり、参加費の部分で納得がいってない方や、議論するだけなら他でもできる等など、様々なGID学会の内容に対して良くない印象を受けた方たちも確かにいらっしゃいます。

個人個人、感じ方は様々ですので、私が何か感じてどうにかしよう!!なんておこがましい事は毛頭考えておりません。

ここからは、私個人の意見でございます。

私は、正直GID学会の会費については、そりゃリーズナブルならリーズナブルなだけお財布は喜ぶと思います。しかし、何をするにも、ましてや継続させるとなると運営費と言うものはかかってしまうのが世の常だと考えております。

そして、性同一性障害の専門医としている先生方は、精神科医・外科医・美容形成科医などなど、別に性同一性障害を診療項目にしなくても良い状況にも関わらず、良心から研究したり、診療したりしてくださっているのもまた事実。

当事者の私からしたら、有難い事だと思います。だって、私には医学の知識も資格もないのですから。

さらに、私は、前回のGID学会の後に数名の真摯な姿勢で性同一性障害に取り組んで頂いている先生方とご連絡を取らせて頂いたいるのですが、日頃のお仕事やオペ、勉強会に加え、性同一性障害の研究・勉強会論文作成などハイパー忙しそうで、返信も直ぐには返せず非常に多忙な日々を過ごされているのを肌で感じました。

そんなメールもままならない、会うにも遠方だったり時間の余裕がない性同一性障害の前線の医師の方や研究者の方と一変に会える!!ましてや話せるかもしれない!!質問できる!!

と考えると、なんてラッキーな時間なんだと思ってしまいます。

GID当事者団体や、アテンド業者の方々は、当事者だからこその相談や窓口になれる貴重な存在だと思います。
勿論、先生方にない、当事者目線での対応をできると言うメリットもあるかと思います。

医学の知識、安心安全な医療機関については、国家資格を持っていて、さらに学会に所属されている先生が良いと思います。

この両者がタグを組んだら非常に頼もしい大きな動きになるのではないかと信じております。

今回のGID学会は3月19日(土)・20日(日)を東京で開催されるとの事です。

もしかしたら、LGBT-JAPANも民間の団体として企画が通れば参加できるかもしれません。
だからと言って、GID学会の回し者と言うポジションでもなく、今回はGID学会様側の胸を借りる形での参加になるかと思われます。

今後の国内のLGBTが当たり前に存在する個性となれるように、又、GIDの方々が安心して治療を受けれるように微力ながらLGBT-JAPANは活動させて頂く所存でございます。

《責任の上での選択の自由》を実現していきます!!

GID学会についての質問やLGBT-JAPANに関する質問がございましたらドシドシ気兼ねなくご連絡くださいませ!!