こんばんは。

LGBT-JAPANのしゅうです。

先日、ある企業の方とお話をする機会がありました。

その方は、僕らのことを「病気」だとか、「かわいそう」だとか...

別に悪い気はしませんでした。

なぜならば、そう思っている人が世の中にはまだまだ沢山いるということは分かっているから。

ただ、久しぶりに性同一性障害(GID)=「病気」だと思っている方に出会ったな、と。

この感覚忘れていたな。改めて忘れていた感覚を取り戻させていただいたと、感じました。

 

最近は『性同一性障害(GID)』や『LGBT』という言葉が少しずつ認知されてきています。

でも、まだまだ知らない人も沢山いますし、

言葉くらいは聞いたことあるな、くらいの人も沢山いるでしょう。

 

LGBT(L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシャル、T:トランスジェンダー)は日本の人口の7.6%!?

電通ダイバーシティ・ラボさんの調査によると、LGBT(L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシャル、T:トランスジェンダー)はなんと7.6%もいるそうです。

単純計算すると、現在の日本の人口が1億2689万人(平成27年8月1日時点、総務省統計局調べ)のうち、7.6%は約964万人!!

正直、多くない?って思いました。当事者としても驚きの数字!

日本の全国名字ランキング1~4位(1位:佐藤さん、2位:鈴木さん、3位:高橋さん、4位:田中さん)の総数が約672万人。(2015/6/29 マイナビニュースより)

全国名字ランキング1~4位よりも圧倒的に多いみたいです。

すごくないですか?

皆さん自分の周りに佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さんって何人くらいいますか?

それよりもLGBT人口は多いと考えると、結構な人数いますよね。

 

そもそも性同一性障害(GID)の原因って?

僕自身が性同一性障害(GID)の当事者でありながら、性同一性障害(GID)が「病気」ではないことは分かっています。

でも、そもそも性同一性障害(GID)が生まれてくる原因って何だろうと、以前調べたことがあります。

ただ、調べたのはもう5年くらい前なので、5年も経てば新しい情報が見つかるかもしれないと思い、改めて調べてみました。

 

いまだにはっきりとしたことは解明されていない

調べてみて分かったこと。

5年前と答えはそれほど変化していなっかったということ。

有力な説はあるものの、『はっきりとしたことは解明されていない』という答えが現状です。

ただ、有力説をここで紹介させていただきます。

 

有力説:性同一性障害(GID)の原因

体は女性なのに、「本当は男なんだ、男として生きるのがふさわしい」と考えたり、

反対に体は男性なのに、「女として生きるべきだ」と確信する現象を、

「性同一性障害」といいます。

より固い言い方をすると、「生物学的な性」と「社会学的な性」が一致いない現象です。

「生物学的な性」とは、性を決定するX、Y染色体の組み合わせによる決まる性別のこと。

男であれば、X+Y染色体の組み合わせ、女であれば、X+X染色体の組み合わせになります。 「社会学的な性」とは、男は男らしくあれ、女はおしとやかに、といった社会的、文化的に作られた男女の性別的役割や行動様式。

簡単にいうと、体の性とは関係なく、自分が認識している性のこと。

 

比較的有力視されている説としては、赤ちゃんがまだお腹にいるときに浴びるホルモンによるもの、という説があります。

男の赤ちゃんを例にします。

受精後、2~3週間で精巣が作られて、自ら作り出したテストステロン(男性ホルモン)を浴び、生殖器が作られます。

その後、再び子宮内でお母さんのエストロゲン(女性ホルモン)を浴びて成長します。

そして出産直前、お母さんから分泌されるテストステロンを浴びる時期があり、この段階で、脳の男性化が決定づけられます。

つまり、赤ちゃんが男の子として生まれてくる場合、

受精直後と出産直前の2回にわたって、テストステロンを浴びることによって、体と脳が男性として形作られるのです。

しかし、出産直前の段階で、しっかり2度目のテストステロンを浴びられないと、男の体を持ち、女性の意識を持つようになるという説です。

一方、受精後からずっとエストロゲンを浴びて女の子として成長した胎児が、

何らかの原因でテストステロンを浴びると、女の体を持ち、男性の意識を持つようになります。

これはあくまで仮説に過ぎませんが、性同一性障害は生まれつき性の不一致を持って生まれるものと考えられています。

 

当たり前に存在する『個性』となれるように

我々LGBT-JAPANの理念としても掲げている

LGBTが日本国内で当たり前に存在する『個性』となれるよう、僕らは様々な活動をしています。

先進国の中で、日本はLGBTに対する認知や考えがとても遅れています。

まだまだ自分のこと周りの誰にも伝えることが出来ず、1人で苦しんでいる人がたくさんいます。

LGBT当事者は「病気」でも「障害」でもありません。

周りと比べると少し強い『個性』を持って生まれてきただけです。

これは僕の個人的な意見ですが、LGBTが日本国内で当たり前に存在する『個性』となるためには

当事者と当事者以外の双方が、思いやりと認め合う心を持って、歩みよる努力が必要だと考えています。

僕は当事者として、そしてLGBT-JAPANの一員として、強い意識をもって行動していきたいと思っています。

 

皆さんこれからもよろしくお願いします!!

 

LGBT-JAPAN 齋藤有登