こんばんは。

LGBT-JAPANのしゅうです。

 

今日は性同一性障害(GID)に関して、

いつから自分のことを性同一性障害(GID)と認識していたのか。

いつごろ気付いたのかについて、僕なりの考えをお伝えいたします。

 

物心ついた時には...が35%

某クリニックで性同一性障害(GID)の診断や治療で受診した人のうち

性別に違和感を抱いた時期や二次性徴をどう受け入れたかなどについて、

インタビューとアンケートで調査したそうです。

 

その結果、20人のうち

FTM(生まれた時の体は女性、心と脳は男性)が12人(平均年齢29.5歳、既婚・子供あり1人)、

MTF(生まれた時の体は男性、心と脳は女性)が8人(平均年齢39.4歳、既婚・子供あり2人)だった。

自分の性別に違和感を抱き始めた時期は、就学前が35%、小学校低学年が20%、小学校高学年が25%、中学校が5%、高校以降が15%。

小学校高学年までに違和感を抱いた人が8割に上っていた。

 

自分の生まれてきた時の性別に対し、

小学校高学年までに違和感を抱いた人が全体の8割。

性同一性障害(GID)の大体の人が

小学校高学年までに違和感を抱いているということが分かります。

ただ、僕個人的にはフォーカスすべき数字はそこよりも

就学前の35%だと思いました。

 

僕自身も就学前の35%に当てはまります。

この数字を客観的にみた場合、就学前の物心ついたころに

違和感を抱いている。

つまり、この35%のほとんどは自分の違和感に対して答えは分かっていないということです。

年齢を積み重ねれば積み重ねるほど、成長して、周りから様々な情報を取り込み

自分は性同一性障害(GID)なんだと認識してくるのだと思います。

ですが、さすがに物心ついたくらいの年齢では

そこまで認識できる知識と情報は持っていないはずです。

 

そのあとそれぞれがどのタイミングで、何をきっかけに自分の答えに辿り着くかは

一人ひとり違うかと思いますが。

 

僕の答えを見つけたきっかけは、ドラマ「3年B組金八先生」

ちなみに僕が答えを見つけたきっかけは「3年B組金八先生」でした。

上戸彩さんが性同一性障害(GID)のFTMを演じていました。

その当時僕は中1で自分の答えをやっと見つけられたという想いで、必死に見ていました。

今とは違い「LGBT」や「性同一性障害」といった言葉すらも

まだまだ世の中に知られていなかったあの時代に

「性同一性障害」というテーマを連続ドラマで扱っていただいたこと

そして何より、世間の認知も情報も現在と比べると圧倒的に少ない中で

FTM(生まれた時の体は女性、心と脳は男性)を演じてくださった上戸彩さんに

感謝してもしきれない想いです。

 

もし、街中で上戸彩さんに出会ったら

「あの時、性同一性障害の役を演じてくださって、ありがとうございました」と

言おうと決めています。

(そんな簡単に会えるとは到底思っていませんが...)

 

実際にどんな悩みを抱えているのか

前記、某クリニックのインタビューよりGID当事者の悩みをまとめてみました。

※下記内容は調査した対象が小学生~高校生が多いため、主に学校での事柄が中心となっております。

 

<FTM(生まれた時の体は女性、心と脳は男性)の場合>

・制服が嫌だ(スカートをはくのが嫌)

・水泳の授業には出たくない(水着を着るのが嫌。胸のシルエットが見えてしまうのが嫌)

・女子と男子に分けられて、女子の方に入るのは不本意

など

 

<MTF(生まれた時の体は男性、心と脳は女性)の場合>

・体育祭の組体操で上半身裸になるのが嫌

・声変わりやヒゲが嫌

など

<FTM、MTFに限らず>

◆制服に関すること

・制服は着たくなかった

・登校後、体操服に着替えていた

 

◆生活に関すること

・身体測定が嫌いだった

・旅行の時の大浴場が嫌だった

・プールや体育の授業での着替えが嫌だった

・男女別トイレを嫌々使用していた

 

◆周囲の認識に関すること

・目立つのは嫌で我慢していた

・イジメ、からかいなどがあった

 

あげるときりがないほど出てくるでしょう。

仮に、このような悩みを周りの誰にも打ち明けていなければ、

その当事者はかなり苦しい状況といえると思います。

 

実際に自分の体の性と、自分の認識している性が一致しないことが原因で

自ら命を絶つ人もいます。

 

そのような周りに相談もできずに

苦しんでいる人たちを世界から減らしたいと僕は思っています。

 

僕ら性同一性障害(GID)は「病気」でも、「障害」でもありません。

苦しんでいる方は周りに話してみるという勇気を出してください。

 

LGBT-JAPAN しゅう