自分の性自認は?

みなさんこんにちは、ライフ部門のあいです。

みなさんは性自認という言葉をご存知でしょうか。性自認とは自分自身が、自分の精神的な性別(ジェンダー)がどこにあるかの認識のことをいいます。

性自認につきましては過去のブログでもお伝えしていますのでよろしければご覧下さい。

さて、“どこに”と申しましたのは性別は男性と女性のふたつではないと考える為です。たしかに戸籍や生物学上の性別は男女の2択です。

しかし、中にはどちらでもない“無性”であることを意識する方もいれば、わからないという方もいらっしゃいます。

性自認と身体の性別が一致している方(いわゆるノンケと呼ばれる方)や、そうでなくとも性自認がブレたことのない方からするとそういった状態はもしかすると中途半端だったり、不安定に見えるかもしれません。

しかし、実は無性やそのわからない状態というのはとても大切で、それも確かな個性なんです。

今日はそんな性自認のお話をしたいと思います。

性自認は何度だって変わることがある

性自認がはっきりしていても、その状態がずっと続くものとは限りません。歳を重ねるこどに、環境が変わるごとに変化し得るのです。

つまり、ある程度の年齢までノンケ男性、あるいは女性として生きてきた人が、ある時期に自分の性自認に違和感を感じることもあるわけです。

これに関連して、ぜひ知っておいていただきたいことがございます。

よく、性同一性障害を取り上げたドキュメンタリーなどで『小さい頃から性別に違和感があって』とか『物心ついた頃には自分の心と体の性別に違いを感じていた』という言葉を耳にします。

もちろんそれは間違いではないし、事実そういう方は大勢いらっしゃいます。しかし、それが全てではないのです。

先程申し上げたように途中から性自認が変わる、あるいは気付くことはあります。

つまり、幼い頃男らしい男児だったとしても。女らしい女児だったとしても。それを理由に今、その人が性同一性障害なのは勘違いであるということに絶対にならないのです。

もしかしたら自分は性同一性障害であるかも、と思ってもそういった過去によって『そんなわけがない』という結論に至らず、本当に苦しければそれを含めて専門医に相談すべきです。

性同一性障害である。または、性同一性障害のわけがない。この判断は自分だけでするべきではないと、私は考えています。

性自認がかわるとは具体的にどのようなことか

では次に、MtF(生まれ持った身体は男性、心は女性の性同一性障害)である私が体感した性自認の移り変わりはどのようなものだったかお話をしたいと思います。

私は幼稚園の頃、車や男の子が見るようなアニメなんか見て過ごすことが多い子供でした。

あるMtFの芸能人が話すように、スカートを履きたがったりするようなこともありません。今、母と話しても『周りの男の子よりも大人しくはあったが、性同一性障害とは思ったことはない』と言われます。

私が自分の性自認が、少なくとも男ではないと感じたのは中学生の頃。学校により、男女の区別がはっきりと分けられた頃です。

私の場合、その頃はまだはっきりとした自覚はありませんでしたがバイセクシャル(両性愛者)なので、初恋が女性であったこともあり男性らしくあろうとした時期もあります。

はっきり自分の性自認が女性であると感じたのは大学生になってから。初めて男性とお付き合いしたことで自覚しました。

このように、環境や出会いによって自身の性自認に気付いたり、または変化したりすることはあり得ます。

もし、自身の性自認に迷っている方は型にはめて考えずまっさらな気持ちで自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

NHKにて性自認の揺れについて特集

5/20(金)19:30~ NHKにて性同一性障害と性自認の揺れについての特集をします。

性自認についてや、性指向の関係性についての内容です。

この度私も取材をうけました。私の男性時代のプリクラなんかもお見せします(笑)

よろしければ是非ご覧下さいませ。