同性婚が認められたら

みなさんこんにちは、ライフ部門のあいです。

ここ最近、去年の渋谷区パートナーシップ条例を皮切りにちらほらと同性パートナーを何かしらの形で認めようという都道府県や民間企業が出てきていますね。まだ結婚とまでは行かないようですが、それでもこんなにLGBTがニュースや新聞の上で走り回る日が来るとは少し前まで考えられませんでした。

さて、それではこのまま同性パートナーがどんどん浸透し、同性婚まで認められたら一体どんな恩恵があるのでしょうか。

一番に出てくる答えは愛しあう同性パートナー同士が、法的にも認められたら家族になれるということ。

そして、法的に家族となればカップルとして同棲していただけでは出来なかったことが色々と可能になります。

ただ、これにより幸せになれる人達は同性愛の方だけではないのです。

性同一性障害当事者にも同性婚によるメリットが

性同一性障害当事者の中にも同性婚が認められることで喜ぶ人達が存在します。

性同一性障害だが、身体を手術はしたくない。その為、パートナーと結婚出来ない、という人達もいるのです。

この一文を見て、?と思った人もいるでしょう。

世間的な認識では“性同一性障害とは心と身体の性別が異なる人。だから手術で身体を心に合わせる。”と考える人のほうが多いと思います。

この認識は間違っているわけではありませんが、身体や戸籍を完全に変えることまでは望まない性同一性障害当事者も存在するのです。

これまで長い間、性別は男女の二つだけという考え方が当たり前でした。確かに、身体的にはインターセクシャルなどの場合を除けば生物学的な身体的性別は男女のどちらかです。

ですが心はどうでしょう。男らしい男性、女らしい女性、男らしい女性、女らしい男性…実に多様です。

例えば、FtM(心は男性、身体は女性の性同一性障害)だけど手術はしたくない、という人だっているのです。逆も然り。そう考える理由は人それぞれですが、第三者に危害を加えるでもない限り、人は自分らしく生きる権利があります。

ここでとあるニュースをご紹介致します。

心と体の性が一致しない性同一性障害で戸籍上は女性の人とそのパートナーの女性が「家族としての権利を認められ一般的な家族生活を営みたい」として3日、岡山市北区役所に婚姻届を提出しました。
婚姻届は受理されませんでしたが2人は家庭裁判所に不服申し立てをしたいと話しています。
婚姻届を提出したのは体は女性で、心は男性という性同一性障害の臼井崇来人さんと、そのパートナーの山本幸さんの2人です。
日本では性別が異なる2人でなければ結婚ができないため、3日、臼井さんと山本さんは「一般の人と同じように家族としての権利を認められ、一般的な家族生活を営みたい」と記載した申し開き書を添えて、岡山市北区役所に婚姻届を提出しました。
臼井さんは男性ホルモンの注射を受けていて婚姻届も夫の欄に記名しましたが戸籍の性別を変更する条件となっている性別適合手術は受けていないため戸籍上は女性のままです。
受け取った区役所は法務局に確認をした上で「女性同士の婚姻は適法ではない」として婚姻届を不受理にしました。
臼井さんは「多くの人が応援してくれているので、どれくらいかかるかわかりませんが、自分たちの望む家族のあり方を伝えていきたいです」と話していました。
山本さんは「想定内でしたが面と向かって言われるとショックでした。悲しい気持ちとともになんとかしたいという気持ちになりました」と話していました。

2人は今回の結果について家庭裁判所に不服申し立てをしたいと話しています。

戸籍は女性 婚姻届不受理より引用

このように、性自認(心の性別)は男性でも女性の身体を手術していない。その上で女性のパートナーと結ばれたいと願う人もいるのです。

こういった性同一性障害当事者にとってもパートナーシップ条例、ひいては同性婚が認められることは極めて重要と言えるでしょう。

これまでの常識が全て正しいとは限らない

同性愛や性同一性障害を否定する方の中には、否定する様々な理由があることでしょう。

幼い頃から“男は男らしく、女は女らしく”と厳しく育てられそれが常識となっている、なんて方もいるかも知れません。

しかし、今までの男女二元論が絶対に正しいと盲目的に言って良いのでしょうか。

自分の本当の性別で生きられない腎。本当に好きな人を好きという事すら出来ない人生。とても悲しくて非人権的だと思うのは私だけでしょうか。

何故、同性婚を望む人がいるのか。その理由を今までの価値観や常識を一度置いて考えてみていただければと思います。